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ー型枠工事にかかる費用はいくら?内訳やコストを抑えるコツを紹介!ー

頑丈な家やマンションを建築するうえで欠かせない型枠工事。これから新築を建てる方のなかには、下記のように費用面で疑問がある方も多いのではないでしょうか。

 

・型枠工事を別で依頼するならいくらかかる?

・家の駐車場の土間コンクリートの型枠にかかるコストは?

・自分でDIYしたほうが安くなる?

 

今回は型枠のプロである「有限会社有働建設工業」が、型枠工事の費用の疑問にわかりやすくお答えします!

 

この記事で解説する内容は下記のとおりです。

 

・内訳

・工事単価が上がる原因

・コストを抑えるコツ

 

型枠の工事を予定している方は想定外の出費で慌てないためにも、ぜひ最後までご覧ください。

 

そもそも型枠工事とは?

 

型枠工事とは、コンクリートを流し込む際の骨組みを作る工事のことです。ベニヤ板などでコンクリートを流し込む四角形の形を作り、コンクリートが固まるまで支える役割を持ちます。

 

型枠は、下記のようなシーンで施工します。

 

・鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造の建物

・住宅・フェンス基礎

・駐車場の土間コンクリート

 

見る機会が少なく馴染みがない方もいるかもしれませんが、実は一般住宅の構造を作る際にも施工されます。新築工事やリフォーム工事にかかるコストには、型枠の工事費用が含まれています。そのため新築やリフォームのコストを抑えるうえでは、型枠の工事にかかるコストの理解が重要です。

 

型枠工事費用の内訳

 

まずは、型枠を施工する際にどのようなコストが発生するのか、その内訳を紹介します。型枠を施工する際に、共通して発生する費用は下記3つです。

 

・資材費

・搬入・搬出費

・型枠の加工~脱型費

 

型枠を作ったり、組み立てたりするためには資材が必要です。そして資材を現場まで運搬するコストも含まれます。

 

また工事現場で型枠の組み立てやコンクリートの打設、型枠を解体する作業には、人件費がかかります。

 

なおそれぞれの費用は、1平方メートルあたりの単価で決まっています。ほかの建築工事と同じように面積が大きいほうが単価は低くなる傾向にありますが、基本的にはブロック塀の基礎などの小規模な工事よりも、新築の基礎のほうがトータルの費用は高くなると押さえておきましょう。

 

それでは、それぞれの単価や高くなる原因などを紹介します。

 

資材費用

 

資材単価:

・コンパネ:329~988円/m2

・桟木:60~200円/m2

・セパレーター:80~180円/m2

・金物:50~80円/m2 など

 

上記以外にも、必要に応じて資材費が追加されます。高品質なコンパネを利用する場合には、単価が上がる傾向にあります。そのため依頼時にはコンパネの質についても簡単に押さえておくことで、資材費の節約につながるでしょう。

 

なお型枠で使う資材の内容については、「ー型枠工事に欠かせない材料を紹介!パネル・セパレーター・桟木とは?ー」で詳しく解説していますので参考にしてください。

 

搬入・搬出費用

 

搬入・搬出単価:180~800円/m2

 

型枠工事では向上で作った型枠を現場まで運搬する必要があり、搬入・搬出にかかるコストも内訳に含まれます。

 

搬入・搬出の単価が上がる原因は、下記のとおりです。

 

・工事現場にトラックを止めるスペースがない

・現場が型枠工場から遠方にある

・大量の型枠を運搬する必要がある

・業者が自社でトラックを保有していない

 

搬入・搬出の内訳には、トラックを駐車するための駐車料金も含まれます。例えば外構工事のみで、現場にトラックを駐車するスペースがない場合には、駐車料金が上乗せされ単価が上がります。

 

また搬入・搬出の単価は距離に応じて決めている業者が多く、100kmを超えると1,000円以上になるため注意が必要です。

 

また一軒家の基礎など多くの型枠が必要な工事では、通常より大きなトラックや複数のトラックを使うため、搬入搬出にかかる料金が高くなる傾向にあります。

 

型枠の加工~脱型費用

 

・型枠の拾い出し~加工:100~750円/m2

・組立費:1,300~5,000円/m2

・脱型費:450~2,000円/m2

 

型枠工事では、型枠の図面起こし(拾い出し)から加工、現場での組み立て、解体作業まで行います。それぞれには人件費としてコストが発生し、大がかりな作業が必要になれば、その分人件費は上乗せされます。

 

なお、一連の作業内容は「ー型枠工事の手順を解説!拾い出し・組み立て・型枠大工・解体がわかるー」で詳しく解説していますので参考にしてください。

 

型枠工事費用を抑えるコツ

 

ここでは、型枠工事費用を抑えるコツについて、下記2つを紹介します。

 

・化粧型枠にしない

・近隣の業者に依頼する

 

型枠を業者に依頼する機会がある場合には、必ず押さえておきたい内容です。それぞれチェックしておきましょう。

 

化粧型枠にしない

 

1つ目のコツは「化粧型枠にしない」ことです。化粧型枠とは、波模様や縦線など模様をつけることができる型枠のことです。化粧型枠は、デザインがついているうえに再利用ができないため単価が高く設定されています。

 

そのため化粧型枠を利用すると、コンクリートの外壁やフェンスの基礎部分がオシャレな見た目になりますが、通常の型枠と比べて単価が高くなるため注意が必要です。

 

一方でせき板で作られる一般型枠は、模様がなく複数回利用可能なため、単価が安くなります。そのため資材費用を節約したい方は、化粧型枠ではなく一般型枠を使うようにしましょう。

 

近隣の業者に依頼する

 

2つ目のコツは「近隣の業者に依頼する」ことです。運搬費を抑えるうえで重要なコツです。

 

資材運搬費は、基本的に距離の長さに応じて単価が決まります。そのため県外の業者に依頼する場合には、県内の業者に比べて運搬費が上乗せされ、型枠工事のコストが大きくなるため注意が必要です。

 

型枠業者を選ぶ際には、まず県内の型枠業者をネット検索などで調べましょう。

 

まとめ

 

型枠工事費用の内訳は、下記のとおりです。

 

【資材費】

・コンパネ:329~988円/m2

・桟木:60~200円/m2

・セパレーター:80~180円/m2

・金物:50~80円/m2 など

 

【資材運搬費】

・搬入・搬出単価:180~800円/m2

 

【労務費】

・型枠の拾い出し~加工:100~750円/m2

・組立費:1,300~5,000円/m2

・脱型費:450~2,000円/m2

 

工事にかかる費用を抑えるうえでは、業者選びが重要です。

 

なお熊本県熊本市にある「有限会社有働建設工業」は、型枠工事を請け負う会社です。創業以来、マンション基礎などの民間工事から橋などの公共工事まで、あらゆる工事を手がけてきました。10年以上の経験を持つ大工など、高い技術力を有する型枠大工が在籍し、現場実績が豊富です。

 

また現在当社では型枠大工を募集しています。未経験からでも成長できる環境を整えていますので、型枠大工に興味がある方は積極的にご応募ください!

熊本県の型枠工事は有限会社有働建設工業にご相談下さい。


会社名:有限会社有働建設工業

住所:〒861-8002 熊本県熊本市北区弓削3-21-10

TEL:096-338-0351 
FAX:096-243-0031

営業時間:8:00~17:00 定休日:日曜日

業務内容:型枠工事

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