window.dataLayer = window.dataLayer || []; function gtag(){dataLayer.push(arguments);} gtag('js', new Date()); gtag('config', 'G-JXH3ZZWFLL'); window.dataLayer = window.dataLayer || []; function gtag(){dataLayer.push(arguments);} gtag('js', new Date()); gtag('config', 'UA-197752515-1'); ー型枠工事の手順を徹底解説!初心者にもわかりやすい流れとポイントー | 有限会社有働建設工業

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ー型枠工事の手順を徹底解説!初心者にもわかりやすい流れとポイントー

 

型枠工事の手順を理解する重要性

型枠工事は鉄筋コンクリート構造物を形成するための基礎的な作業であり、建築物の品質や安全性に直結します。正しい手順を踏むことで、仕上がり精度の高い構造物が完成し、工期の遅延や補修費用の増加を防ぐことができます。特に初心者や現場経験が浅い人にとって、流れを把握することは大きな安心材料となります。ここからは、実際の型枠工事の手順を段階ごとに詳しく解説していきます。

型枠工事の準備段階

工事は段取り八分といわれるほど、準備の質が全体の出来栄えを左右します。型枠工事においても、事前準備は非常に重要です。

施工計画の立案

最初に設計図面を確認し、どのような型枠が必要かを判断します。使用する材質(木製、鋼製など)、数量、組立方法を計画し、現場の環境に合わせた施工計画を作成します。

資材と工具の準備

型枠用の板材、金物、支持材、締め付け金具などを揃えます。さらに、レベル測定器や墨出し道具、ハンマー、スパナといった工具を点検しておくことも欠かせません。

準備段階をしっかり行うことで、後の組立作業がスムーズに進み、精度の高い施工が可能になります。

型枠工事の施工手順

準備が整ったら、いよいよ実際の施工に入ります。ここでは現場で行われる代表的な手順を見ていきましょう。

墨出し作業

設計図に基づき、建物の基準となる線を現場に写し取る作業です。墨出しが正確でなければ、型枠全体がずれてしまい、完成後に寸法誤差が生じます。水平器やレーザー機器を用いて、正確に位置を示すことが求められます。

支柱・足場の設置

型枠を支えるための足場や支柱を設置します。これにより、コンクリート打設時に加わる大きな荷重に耐えられるようになります。安全面にも直結する工程のため、特に慎重さが求められます。

型枠の組立

設計寸法通りに板材や鋼製型枠を組み合わせ、壁や床、梁などの形を作ります。締め付け金具でしっかり固定し、ズレや隙間が生じないよう確認を重ねながら組み立てます。

補強材の取り付け

打設時に型枠が変形しないよう、適切に補強材を配置します。支柱や控え材を組み合わせることで、安定性を高めることができます。

ここまでが型枠工事の大きな流れですが、この後にはさらに重要な点検工程が控えています。

点検と調整の工程

型枠は一度コンクリートを流し込むと修正が困難になります。そのため、打設前に徹底した点検を行う必要があります。

寸法と水平・垂直の確認

設計図と照らし合わせて、寸法が正しく確保されているかを確認します。特に水平と垂直の精度は建物全体の出来栄えに影響するため、慎重に測定を行います。

締め付けの強度確認

金具やボルトの緩みがないかを点検し、必要に応じて再度締め直します。打設中に外れると事故につながるため、入念な確認が求められます。

隙間や漏れの防止確認

型枠の合わせ目からコンクリートが漏れると仕上がりが悪くなるため、隙間がないかをチェックします。必要に応じてシーリング材を使用し、密閉性を高める工夫も行います。

この点検作業を徹底することで、安全で精度の高い打設工程につなげることができます。

コンクリート打設から脱型までの流れ

型枠工事はコンクリート打設と脱型を経て完了します。この工程でも品質と安全を守るための注意点があります。

コンクリート打設

型枠が完成したら、いよいよコンクリートを流し込みます。均一に行き渡るようバイブレーターを使い、気泡や隙間を防ぎます。この時点で型枠に過度な荷重がかかるため、補強や固定が確実であることが前提です。

養生期間

打設後はコンクリートが十分な強度を発揮するまで養生を行います。気温や湿度に応じて散水やシート掛けを行い、ひび割れや乾燥不良を防止します。

脱型作業

コンクリートが所定の強度に達したら、型枠を取り外します。無理に外すと表面を傷つけてしまうため、慎重に行う必要があります。外した型枠材は清掃・整備を行い、再利用可能な状態に戻しておくことが推奨されます。

型枠工事の効率を高める工夫

正しい手順に従うだけでなく、効率を高める工夫を取り入れることで現場の生産性が向上します。

プレハブ型枠の活用

工場であらかじめ製作されたプレハブ型枠を使用すると、現場での組立時間を短縮できます。また、精度も高いため品質確保に有利です。

デジタル技術の導入

BIMや3D測量を活用して施工計画を可視化し、精度の高い施工を実現する方法も増えています。デジタル化により施工ミスの削減や効率化が期待できます。

まとめ

型枠工事は、準備から施工、点検、打設、脱型まで一連の流れを丁寧に進めることが品質を守る鍵です。手順を正しく踏むことで、構造物の強度や耐久性が高まり、トラブルの防止にもつながります。さらに、効率的な工法や最新技術を取り入れることで、より安全で高品質な施工が可能になります。初心者の方も流れを理解しておくことで、現場での学びや実践に大きく役立つでしょう。

熊本県の型枠工事は有限会社有働建設工業にご相談下さい。


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