window.dataLayer = window.dataLayer || []; function gtag(){dataLayer.push(arguments);} gtag('js', new Date()); gtag('config', 'G-JXH3ZZWFLL'); window.dataLayer = window.dataLayer || []; function gtag(){dataLayer.push(arguments);} gtag('js', new Date()); gtag('config', 'UA-197752515-1'); ー型枠の解体作業とは?安全な手順と基本の流れをやさしく解説ー | 有限会社有働建設工業

新着情報

ー型枠の解体作業とは?安全な手順と基本の流れをやさしく解説ー

 

型枠の解体作業とは

型枠の解体作業とは、コンクリートが十分に硬化したあと、型枠大工が組み立てた型枠を外していく工程のことです。建物の形がはっきりと現れる大事なステップであり、仕上がりの美しさや構造の安全性にも直結するため、丁寧さと正確さが求められます。見た目は単純な作業に見えますが、実際には経験と知識が必要な専門的な仕事です。

コンクリート工事を完了させるための重要工程

型枠の解体作業は、打設したコンクリートが設計どおりの強度を発揮しているかを確認しながら進める必要があります。早く外しすぎるとコンクリートが欠けたり、角が壊れてしまう原因になるため、強度の確認や現場ごとの判断が欠かせません。また、型枠を壊さずに再利用する現場では、解体方法ひとつでコストや作業効率も変わってきます。

どんな場所の型枠を解体するのか

型枠の解体作業は、柱・梁・壁・スラブ(床)など、鉄筋コンクリート造のあらゆる部分で行われます。高所での作業になることも多く、足場の状況や周囲の職人さんの動きにも注意を払いながら進める必要があります。そのため、安全管理を徹底しつつ、チームで声を掛け合いながら慎重に進めていくことが大切です。

型枠の解体作業の基本的な流れ

ここからは、現場で一般的に行われている型枠の解体作業の流れを、初心者の方にもイメージしやすいように順を追ってご紹介します。実際の現場では建物の規模や工法によって細かな手順が異なる場合もありますが、全体のイメージをつかんでおくことで、現場見学や仕事の内容が理解しやすくなります。

1. 事前確認と安全対策

まずはコンクリートの養生期間や設計上の強度を満たしているかを確認します。必要に応じて試験データや現場監督の指示を確認し、安全に解体できるタイミングかどうか判断します。同時に、足場・通路・周辺の資材の状況をチェックし、作業中に転倒や落下の危険がないかを点検します。

2. 支持材・金物の取り外し

次に、型枠を支えているサポート材や単管、クランプ、セパレーターなどの金物を順番に外していきます。このとき、急に荷重が偏らないよう、バランスを見ながら少しずつ取り外すことが重要です。無理に力をかけず、ハンマーやバールなどの道具を使って丁寧に作業を進めます。

3. 型枠パネルの取り外しと搬出

支持材を外したら、いよいよ型枠パネルを取り外していきます。角から少しずつこじるようにして隙間をつくり、コンクリートを傷つけないよう注意しながら外します。取り外したパネルは、その場に放置せず、決められた置き場まで運搬します。通路をふさがないよう整頓して置くことで、後の作業もスムーズになります。

型枠の解体作業で押さえておきたい安全ポイント

型枠の解体作業は、コンクリートの硬化状況や作業環境によって危険性が変わるため、常に「安全第一」で進めることが何よりも大切です。安全対策がきちんとできていれば、作業スピードも結果的に安定し、品質も守られます。ここでは代表的なチェックポイントをご紹介します。

高所・頭上作業への注意

型枠の解体作業では、高所での作業や頭上からの落下物のリスクが常にあります。ヘルメット・安全帯・安全靴などの保護具を正しく着用することはもちろん、周囲に人がいないか声をかけてから部材を外すことが大切です。特に上から下へ順番に解体していく場合は、下の作業エリアを立入禁止にするなどの配慮も必要です。

コンクリートの状態確認

コンクリートがまだ柔らかい状態で型枠を外すと、角が欠けたり、表面にムラが出てしまうことがあります。外観を目視で確認するだけでなく、季節や気温、打設からの時間などを踏まえて慎重に判断することが大切です。現場監督や熟練の職人と相談しながら、無理のないスケジュールで解体作業を進めます。

工具・道具の正しい使い方

ハンマーやバール、インパクトレンチなど、型枠の解体作業にはさまざまな道具を使います。正しい持ち方・打ち方ができていないと、自分や周囲の人をケガさせてしまうおそれがあります。初めて使う道具がある場合は、必ず経験者に使い方を教わり、危険ポイントを理解してから作業に入るようにしましょう。

型枠の解体作業でよくあるトラブルと対策

型枠の解体作業は、ちょっとした油断がトラブルにつながることもあります。事前に起こりやすいケースを把握しておくことで、現場での判断や声かけがしやすくなり、トラブルの予防にもつながります。ここでは代表的な例と、その対策について解説します。

コンクリート表面の欠け・割れ

型枠を無理にこじったり、硬化が不十分な状態で外してしまうと、コンクリートの角が欠けたり表面が割れてしまうことがあります。対策としては、解体前に硬化状況をしっかり確認すること、バールを差し込む位置や力のかけ方に注意することが挙げられます。少しでも不安がある場合は、すぐに作業を止めて上長に相談する姿勢が大切です。

落下物や資材の散乱

外した部材をそのまま足元に置いてしまうと、つまずきや転倒の原因になります。また、高所から部材を落としてしまうと重大事故につながりかねません。解体した資材は、決められた場所にまとめて置く、運搬ルートを確保する、といった基本を守ることで、現場全体の安全性が大きく高まります。

型枠の解体作業をスムーズに進めるためのコツ

最後に、型枠の解体作業を効率よく、かつ安全に進めるためのポイントをまとめます。毎日の現場で少しずつ意識していくことで、作業スピードだけでなく、仕上がりの品質やチームワークも向上していきます。

事前準備と段取りを徹底する

どの順番でどの型枠を外していくのか、どこに資材を仮置きするのかといった段取りを事前に決めておくことで、無駄な動きが減り作業がスムーズになります。また、必要な道具が手元にそろっているか、バッテリーの残量は十分かなど、作業開始前のチェックも重要です。

チームでの声かけと情報共有

型枠の解体作業は、一人で黙々と進める仕事ではありません。周囲の職人さんと声を掛け合い、「今からここを外します」「そちらに部材を運びます」といった情報を共有することで、事故のリスクを減らせます。新人の方は、わからないことをそのままにせず、その場で質問する姿勢を持つことが成長への近道です。

次の工程を意識した片付け

解体が終わったあとの片付けも、型枠の解体作業の一部です。型枠材や金物を種類ごとに整理し、再利用するものと廃棄するものを分けておくことで、次の現場準備がぐっと楽になります。また、コンクリート表面の汚れやバリを軽くチェックしておくと、後工程の仕上げ作業もスムーズに進められます。

熊本県の型枠工事は有限会社有働建設工業にご相談下さい。


会社名:有限会社有働建設工業

住所:〒861-8002 熊本県熊本市北区弓削3-21-10

TEL:096-338-0351 
FAX:096-243-0031

営業時間:8:00~17:00 定休日:日曜日

業務内容:型枠工事

pagetop