型枠工事の安全対策はどのように行われる?ケガのない現場対策とは
必要に応じて液状のコンクリートを凝固させるために行われる型枠工事は
様々な建設現場で必要とされる大切な工事です。
あまり暮らしには馴染みのない工事に感じますが、一般住宅の基礎にももちろん型枠工事が行われています。
この記事では実際の現場で行われている安全対策を中心に詳しく解説します。
建設現場は労災が多い
元来建設現場では労災事故が多いものです。
高所作業も多い工事現場では墜落や転倒が起きてしまうと
大変大きな災害に発展する可能性があります。
型枠工事ももちろん建設現場の1つですから、慎重に物事を進める必要があります。
安全対策をしっかり行った上で業務を行うために、企業努力を忘れてはいけません。
ヒヤリハットを防ぐために安全帽をしっかりと着用し、安全性の高い作業着を着用する必要があります。
労災事故はまだ現場知識のない方が多いように思われていますが、そうでもありません。
少し現場に慣れている中堅の作業者でも労災事故が起こってしまうものです。
特に型枠工事ではしっかりと作業スペースを確保し、型枠工事の組立時にも資材の落下や転倒を防ぐ必要があります。
では型枠工事の工程の中ではどんな安全対策を行うべきでしょうか。
型枠加工における安全対策
型枠工事を行う際には、拾い出しとよばれる図面の起案の後には
型枠を作るための木枠加工が行われています。
ただの枠を作る作業のように感じますが、実は意外とケガが多い作業です。
例として挙げると、型枠加工には頻繁に電ノコ・丸ノコを使います。(ノコギリのことです)
この作業は手元が緩んでしまうと刃先で指先を損傷してしまうことがあります。
拾い出しに沿って慎重に作業を行う必要がありますが
手元に狂いが生じないように安全意識を持つことが大切です。
この他に型枠の加工においてはドリルを用いた作業も多いので注意が必要です。
型枠に必要な木板も転倒させないように配慮をしながら作業を行う必要があります。
墨出し作業における安全対策
型枠加工で作った型枠を置く場所を正確に拾う作業が墨出しです。
墨出しの作業も型枠加工と同様にドリルを使う場面があるので
誤って人体に向かって誤射しないように注意が必要です。
特に慎重に桟木を床に打つ作業では集中するあまり
誤ってケガをしやすくなります。
職人は安全を心掛けて作業を行う必要があります
測量機器などの精密機械も多いため、丁寧な作業が必要です。
組立は特に注意!型枠の組み立てにおける安全対策
さて型枠工事にはいろんな工程がありますが
特に職人が気を引き締めて行う場面は型枠の組立かもしれません。
組立は足場をはじめとする高所作業が多いので、落下を防ぐ必要があります。
労災が非常に起きやすい作業なので、作業床の確認を怠らないようにすることが重要です。
ちょっとした足元の狂いが労災につながってしまうので、心して作業をすることが大切です。
また、必要なコンクリートを成型するためには型枠に狂いが生じてはいけないので
完成を目指すための工程としても身を引き締めて行う必要があります。
墨出し作業でマーキングした墨に合わせて型枠を組み立てる際には釘打ちを行うため
誤射をしないように心がけることが大切です。
安全対策をしっかり行ってコンクリートを流し込む作業を待ちます。
解体作業の安全対策
型枠工事においてコンクリートの流し込みが終わったら
最後に型枠の解体工事を行います。
解体作業は速やかに行う必要があるため、つい慌てて作業をしてしまうものです。
組立時と同様に脚立や足場上での作業が多いので
落下や転倒が生じないようにしっかりと対策を行う必要があります。
また、解体時には釘が散乱しやすくなります。
解体以外の現場作業でも作業時は安全靴をしっかりと履くことが基本ですが
誤って踏んでしまわないように十分な注意が必要です。
また、解体した資材を誤って人にぶつけてしまわないようにも配慮します。
このように型枠工事においては各作業において安全対策を細かく行う必要があります。
ちょっとの慣れや少しの焦りが手元を狂わせてしまい大きなケガや災害につながります。
十分に注意をして作業を行うように、現場全体で士気を高めて行動することが大切です。
安全対策にはこんな点を意識しよう
安全に型枠工事を実施する場合には
どんな点に注意をして作業を行う必要があるでしょうか。
次のポイントを押さえておきましょう。
作業工程の確認
繰り返しですが、建設現場は残念なことに労災が多いので
十分な安全対策を行う必要があります。
そこで、まずは型枠工事においても作業工程を確認することを怠らないことが大切です。
作業工程を面倒に感じて飛ばしてしまう、安全服を着用しないなど
ちょっとした心の隙が労災につながります。
作業工程は安全対策を踏まえて作られているものですから、きちんと順守をすることが大切です。
常に必要な工程を遵守して施工しましょう。
作業服を身につける
安全な作業を行うためには、安全対策を踏まえた衣服に身を包むことが大切です。
作業ベルトやベスト、帽子などを身につけ
万が一の際にも重大な事故につながらないように注意しましょう。
高所作業ではしっかりと保護具もつけて施工に励むことが大切です。
労災に関する知識を持つ
万が一の際には労災保険で作業者は手厚く保護されています。
作業の責任者も従事者も、型枠工事の現場に携わる以上は
しっかりと労災保険や制度に関する知識も持つ必要があります。
もしもの時はしっかりと保険を使うことが大切です。
送り出し教育などの新人教育
型枠工事の現場では新しい方を迎えることもたくさんあります。
新人の作業員は道具の使い方が誤ることも多く
作業の際には危険予知ができないため事故を起こしやすい状態です。
現場に携わる新人の方には常に「送り出し教育」などの導入研修を行い
施工における危険予知や道具の使い方、型枠工事に起きやすい事故などを伝えることが大切です。
建設現場経験はあっても型枠工事経験が無い場合には、丁寧に施工手順を伝える必要があるでしょう。
現場によっては作業手順が異なることもあるので
新人の方には常に手順の確認漏れが無いように伝えることも重要です。
まとめ
今回の記事では型枠工事における安全対策について紹介しました。
日本のコンクリートを支える型枠工事は
ビルの高所作業などと比べると労災の発生は低くなっています。
しかし、危険な道具や作業は紹介のとおり大変多く、常に安全意識をもって施工に挑むことが大切です。
大切な人命を守るためにも、今後も気を引き締めて安全に型枠工事に励んでいきましょう。
熊本県の型枠工事は有限会社有働建設工業にご相談下さい。
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