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円滑な作業を行うために!型枠工事の安全対策を紹介!

型枠工事を施行する際、どんな現場、どんな作業であっても最優先すべきは、安全な施工です。

 

特に型枠工事は危険なシーンも多く、安全対策を行わないと、作業員のみならず周辺住民の方や周囲の交通人の方へ多大な迷惑や損害を与えてしまいかねません。

 

今回は、型枠工事を施行するうえで知っておきたい型枠工事の安全対策について、起こりうるトラブルを中心に詳細に解説していきましょう。

 

型枠工事で安全対策が必要な場面とは?

端的にいえば型枠工事で安全対策が必要な場面は全てです。
ただ、抽象的な表現では、安全対策を遂行することはできないため、今回は次のようなシーンに分けてまとめました。

 

・拾い出し
・パネル加工作業
・墨出し
・型枠の組み立て
・階段部分やダメ孔の建込み
・型枠の解体

 

簡単にそれぞれの作業を説明すると、拾い出しは会社内で行う作業のため現場作業ではありませんが、加工図を作成する業務です。
無理のない設計や作業員を危険にさらさない設計も考えておく必要があります。

 

ここからは現場作業になりますが、パネル加工は型枠のパネルを加工する作業、墨出しは線や目印をつける作業、組立は加工材やパネルを組み立てていく作業です。

 

そこから、階段部分やダメ孔部分など特に制度を求められる部分を作っていきます。

コンクリート打設を挟んで、コンクリートが固まったら型枠解体という流れです。

 

今回は、パネル加工作業から墨出し、実際の組み立て、そして解体と、3つのシーンに分けて説明します。

 

パネル加工から墨出しまでの型枠工事における安全対策

型枠のパネル加工作業や墨出しまでの安全対策を紹介していきます。

 

パネル加工においては、工具の安全対策やパネルの管理がメインになります。
パネル加工で起こりうるトラブルとして、工具では丸ノコ、ドリル、くぎ打ち機といったもので発生するため、それらの安全対策が重要です。

 

まず、丸のこは切傷が発生しやすいので、きちんとした固定や作業現場内での丸ノコ使用をやめるといった点がポイントになります。
ドリルは、使用時に反動などで手首を痛めてしまうこともおおいので、ドリルを当てる角度などを工夫するといった安全対策を行いましょう。

くぎ打ち機は誤射が危険ですから、疲労がたまっているときなど、正確な釘打ちが困難な場合は、別の作業をするなどして危険回避が必要です。

 

身体への打ち抜きが発生しやすいので、特に注意が必要です。
パネル管理も型枠工事の安全対策として重要です。

 

パネルの取り付け位置によっては身体を強打してしまうこともあるので、他の作業員の位置や自分の立ち位置などを確認して設置、固定しましょう。

 

さらにパネルを雑に積み重ねてしまうと荷崩れを起こし、作業する本人以外にも通行人や近隣の方に被害を与えてしまいます。
適切な位置で保管管理し、固定することが重要な安全対策といえるでしょう。

 

次に墨出し作業では、工具と立ち位置に注意が必要です。
工具は先ほど紹介した丸ノコやくぎ打ち機のほかに墨糸も扱いが大切になります。

 

墨糸はテンションが高くなると切れるリスクが出てくるため、その意図が目に当たると深刻な眼球の損傷を引き起こす危険があります。
墨糸のテンションやつまづきによる切断を避けるような安全対策をしましょう。

 

現場によってはコンクリート片が釘打ちで飛ぶこともあるので、そう言った点も注意すべきポイントです。
立ち位置も注意しましょう。

 

床の段差でつまづいてしまったり、壁筋に体を強打してしまったりといったことが墨出し中に発生しやすい傾向があります。
そうならないためにも、立ち位置を確認しながら、安定した場所で墨出し作業を行うことが安全対策になります。

 

組み立て時も十分な安全対策を

型枠の組み立て作業やダメ孔と階段部分といった詳細部分の建込みもきちんとした安全対策が求められます。

 

型枠の組み立て作業は工具、型枠金具、墜落で事故が発生しやすいと言えます。
工具は、先ほどから度々出てくる丸ノコやくぎ打ち機はもちろんのこと、インパクトドライバーの扱いにも注意が必要です。

 

インパクトドライバーは、型枠の組み立てで頻繁に利用されますが、こちらもくぎ打ち機と同様に手首を痛めやすい工具なので、無理なインパクトの使用を避けるなど詳細な安全対策が求められます。

 

型枠金具の管理も重要なポイントです。
パイプサポートで事故が発生しやすく、倒壊させてしまって身体を強打したり、指を挟んだり、沈下によって倒壊が発生したりといったトラブルもおきます。

 

また、組み立てのタイミングでは、転落や墜落も多く、脚立、足場、型枠の破損といった理由で作業員が負傷するといった深刻な事故が発生するのです。

 

そうならないために脚立の位置確認や足場の安全対策、さらには型枠の強度確保などを行うことが重要です。

 

ダメ孔と階段部分では、墜落や倒壊に注意します。
難しい部分にくぎ打ちをするため、くぎ打ち機の操作にも注意が必要ですが、それと共に墜落や倒壊が危険です。

 

墜落では、開口部からの墜落、足場からの墜落、さらには傾斜したスラブから墜落といったトラブルがよく起こります。
それらの安全対策も十分行いましょう。

 

次に倒壊ですが、パイプサポートがこのタイミングで倒壊してくることがあります。
しっかり固定されているか、安定しているか、チェックすることも安全対策になるでしょう。

 

解体時も危険がたくさんある

むしろ解体時こそ、危険が多いという考えもあります。
転落や墜落、落下、工具、そして釘が危険な存在になります。

 

転落や墜落では脚立や足場、さらには間違った順番で型枠工事を進めてしまい、そこから墜落することも少なくありません。
次に落下は解体材や横架材といった吊り上げた部材が落下することです。

 

これは、周囲に事故を起こすので、慎重に行い、安全対策をする必要があります。

 

工具をよく使うシーンでもあるので、バールやハンマーが欠けて飛んでくることもあり、とくに小片が目に入ったというケースもあるので注意しましょう。

 

釘は危険な存在です。

そこらじゅうに釘が散乱し、型枠部材からも飛び出ています。

 

そういった場所で、踏み抜きや貫通といった被害や飛んできて刺さるといったことすらあるので、釘の扱いに注意して安全対策をしましょう。

 

まとめ

型枠工事は危険なシーンが多いため、各工程ごとに安全対策が重要です。

まずは、手順を確認し、想定されるトラブルをイメージして、そのうえで安全対策を立てていきましょう。

 

熊本県の型枠工事は有限会社有働建設工業にご相談下さい。


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業務内容:型枠工事

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